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異世界転生! 本当に面白いおすすめ異世界小説10選

 

異世界転生。

そのジャンル自体はそれこそ1000年以上前の神話などにもあるほど古いものですが、ここ数年でなろう系小説の普及とともに一気に広まった気がします。

何というか、テンプレ・形式美的にパターンが出来つつあるストーリーに一つアクセントを付けたような作品が大量に生み出される時代になりました。

しかし、これらの小説はわかりやすく面白くて読みやすいものが多いのですが、一方で同じようなものが量産されすぎていて食傷気味になってきている人も多いのではないでしょうか?

また、失礼ながらあまりクオリティの高くない小説も出回っているような気がしています。

同じような小説がたくさんある状況。

どうせならより面白いものを読みたいと思うのが自然な考えだと思います。

ここでは、近年の異世界転生ものの小説の中から、僕が特に面白いと感じているものを紹介したいと思います。

異世界転生ものに興味があるけど、まだあまり読んだことが無いという人は参考にしていただけたら幸いです。

※転生ではなく転移ものも含まれます。

 

1.本好きの下剋上

初っ端から異世界転生ものとしては異例な感じの作品となります。

異世界転生ものといえば、転生・転移した主人公が特殊な力を手に入れて、もっと簡単に言えば強くなって無双するという話がテンプレになってきています。

本作も広い意味ではそういう要素も含まれているのですが、ありがちな主人公が戦闘で無双するような物語ではありません。

むしろ主人公マインは転生することで病弱な弱い体になってしまっています。 

転生前は図書館に籠って本ばかり読んでいた本好きの主人公マインが、簡単には本が手に入らない世界に転生してしまい、本が溢れる世界を目指して奔走・・という名の暴走をしていく。

そんなマインが魅力的な物語となります。

また、なろう系小説とは思えないくらい丁寧に作り込まれた作品になっているのも特徴です。

意外と本格的な本作りの描写や商人の在り方。それに貴族の世界の設定の細かさ等々、正直他のなろう系小説とは一線を画するものがあると思います。

特に、登場するキャラクターの1人1人の作り込みが半端ではありません。

なろう系小説には主人公を立たせるためのテンプレ的な悪役が多く登場する気がするのですが、本作にはそのようなキャラの立っていない登場人物は一切いません。

基本的には善人だけど本が絡むと手段を選ばず暴走するマインに振り回される人々。

脇役の1人1人が、例えば短編とかでメインを張れるくらいにキャラが立っています。

悪役として登場する人物もテンプレ的なものではありません。

かなり登場人物の多い本作のような作品で、ここまで1人1人が書き込まれているというのは本当に凄いと思います。

全ての登場人物のキャラが立っているからこそ、いろいろな視点から主人公マインの行動を見ることができて非常に面白いですね。

このラノ1位になるのも納得の面白さ。そんな作品です。

2.老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます

これも異世界転移ものとして異例な要素のある作品ですね。

主人公ミツハが手に入れた能力。それがそのものが転移の能力であり、異世界と地球を行き来することができるというもの。

「帰ってこれるんかい!」とツッコみたくなるような設定ですね。

ともあれ、タイトルの通り転移の能力を駆使して老後のためのお金儲けをする物語となります。

欲望に忠実で腹黒い所があり、意外と悪知恵が働く。

そんな可愛らしい見た目とは裏腹な主人公の行動が面白い作品ですね。

異世界の文化を壊さない程度にと自重しているはずなのに、いつの間にか格好を付けて名乗った「雷の姫巫女」の二つ名が浸透してしまったり、異世界転移もの作品らしく異世界でも大活躍します。

主人公ミツハの能力は転移のみです。

それだけの能力でどのように活躍するのかは是非ご自分の目で確かめてみてください。

ちなみに、本作の作者であるFUNA先生の作品はハズレ無しでどれも面白いです。

FUNA先生の作品があるから、10選の中に同一作者の作品を入れてOKルールにするしかないと考えてしまうくらいに面白いです。

本作に興味を持った人は他2作品。「私、能力は平均値でって言ったよね!」「ポーション頼みで生き延びます!」もチェックしてみてくださいね。

3.転生したらスライムだった件

僕が異世界転生ものにハマるキッカケになった作品。

最初、スライムに転生して何が面白いんだと思って、作品の存在を知ってからもしばらくは毛嫌いしていました。

そしてコミカライズ版が出た時に、漫画ならちょっと読んでみるかと気軽に読んだ後、毛嫌いしていたことを後悔しました。

何て面白いんだと、その時点で発売していた巻まで原作小説を一気に購入した覚えがあります。

転生したスライム。主人公リムルの設定は異世界転生ものとしては王道そのもの。

巨力なスキルを駆使する無双系主人公ですね。

ただし、この作品の魅力は主人公リムルが無双していく、ただそれだけではありません。

ストーリーの主軸は、住みよい魔物の国を建国していく国造りとなります。

人間の国との意外と本格的な外交などの国造りに関するシーンと、リムルが八星魔王の1柱になるなどの中二病設定なシーンとのギャップとバランス感覚が面白い。

また、リムルの国の魔物たちがまた魅力的なキャラクターをしている。

やはり、主人公以外の登場人物がどの程度作り込まれているかって作品そのものの魅力に影響すると思います。

そういう意味で本作は、「本好きの下剋上」と並んでずば抜けている作品ではないでしょうか?

そういえば、意図的ではないですが結果的に、10選に入れた作品って全体的に主人公以外のキャラが立っている作品が多かったです。

4.私、能力は平均値でって言ったよね!

こちらもFUNA先生の作品ですが、おそらく一番有名で王道的な作品となります。

18歳の日本人女性。栗原海里は幼い少女を助けて死んでしまします。

その時、平凡に暮らしたい海里は、神様に転生後の能力は平均値にするように願うのですが・・

勘違いした神様に平均値ではなく中央値。しかも「人間の」ではなく「全ての」中央値の能力を与えられてしまいました。

古龍なども含めた中央値なので、普通の人間をはるかに超越した能力となります。

あくまでも普通の女の子ぶる主人公が、徐々に自重しなくなっていき人間離れしていく様が爽快な作品です。

主人公のハンター仲間。「赤き誓い」のメンバーもそれぞれ魅力的です。

今回紹介している作品の中では最もザ・テンプレといった感じの作品で、他に特筆した魅力は思いつかないのですが、爽快さという意味ではダントツの作品だと思います。

というか、FUNA先生の作品は基本的に爽快感が凄いですよね。

5.ポーション頼みで生き延びます!

FUNA先生の作品って腹黒で悪知恵が働く可愛い女の子が多いですね。

世界の歪みを調整する管理者の失敗で異世界転移することになった主人公カオルは、そのまま放り出されてはかなわないと「思った通りの効果のある薬品を、自由に生み出す能力」を要求します。

まさに、生き残るための能力といった感じですが、薬品のケースを様々な形に作りかえることで、応用も効く能力になっています。

しかし、「老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます」と同じで能力ばかりに頼るのではなく、腹黒主人公が悪知恵を絞って活躍していくのが爽快ですね。

また、主人公の魅力度だけでいえばFUNA先生の作品の中で一番かと。

主人公カオルの言動、口八丁が痛烈で面白いです。

それにしてもFUNA先生の作品はどれも基本的には王道の流れを汲んでいますが、ともすれば無個性になってしまうリスクのある王道作品を3つも、それぞれ違った魅力を持って書くことができるのは本当に凄いと思います。

6.ありふれた職業で世界最強

主人公が力を手にするまでの過程が痛烈な作品。

クラスメイト丸ごと異世界転移し、他のクラスメイト達が強力な能力を手にする中、主人公の南雲ハジメはありふれた職業である錬成師になってしまいました。

その後、クラスメイトの中で最弱のハジメは、クラスメイトの悪意によって迷宮の奈落に落とされてしまいます。

奈落の底で生き延びるためにハジメがどうするのか?

序盤の最大の見所ですね。

しかし、ここはあくまでも序章で、奈落でその性格が変わってしまうほど壮絶な経験をしたハジメが生還した後、強くなったハジメが痛烈な活躍していくのが爽快な作品です。

ちなみに、本作にはコミカライズ版もありますが、主人公が力を手にするまでの描写が中々に壮絶なものになっていて、こちらを読むのもおすすめします。

僕も最初コミカライズ版のこのシーンを見て本作に興味を持った口です。

また、本作のずっと過去を描いたスピンオフ作品「ありふれた職業で世界最強 零」も異世界転移ものではないですが、単独でも楽しめるとても面白い作品なので是非読んでみてください。

7.転生したら剣でした

タイトルの文字通りの作品ですね。

気が付いたら異世界に剣として転移していた主人公と、黒猫族の売られるのを待つばかりの奴隷の少女フランが繰り広げる冒険譚です。

剣が主人公というより、剣とフランのダブル主人公といった感じでしょうか?

この2人、最初からかなり無双級の活躍をしていますが、この手の作品にしては珍しく最強のチートというわけではありません。

実際、彼らより強いキャラクターは敵味方問わずたくさん登場します。

だからどちらかと言えば本作は、チートで無双していく物語ではなく、2人で成長していく物語になっているのだと思っています。

あと、クールで無口なのに意外と熱い性格をしているフランが、とても可愛らしく魅力的なので、可愛い女の子が活躍する作品が好きな人には強くおすすめします。

タイトルからは、そういう作品だってわかりづらいですからね。

ちなみに、この作品も僕は「転生したらスライムだった件」と同じく、最初は剣に転生して何が面白いねんと毛嫌いしていたところ、コミカライズ版を気軽に読んで、スグに読まなかったことを後悔した作品です。

コミカライズ版のレベルが高いと興味が持ちやすいですね。

なろう系小説の普及にコミカライズ版はかなり貢献しているような気がします。

8.スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました

最強の主人公が無双しまくる作品を想像する人が多そうなタイトルです。

そういう要素が全くないとは言いませんが、どちらかと言えばほのぼの日常系の内容になっています。

過労死した主人公アズサは、とにかく平凡な暮らしがしたくて不老不死の魔女に転生し、スローライフを満喫します。

その際、生活費を稼ぐために毎日こつこつとスライムを倒し続けていたら、いつのまにかレベルがカンストしていたという話。

アズサの強さを聞きつけてやってきたドラゴンのライカとの戦闘など、アズサが無双するシーンもあるのですが、どちらかと言えば登場するキャラと仲良くなって、場合によっては家族になって、ほのぼのと暮らしていくという物語です。

主人公が大きな力を持っている系の作品の中では異例な作品ですが、それはそれでとても面白いです。

何で面白いか?

やっぱり本作もキャラクターが魅力的だからだと思います。

個人的には、最初は敵キャラっぽく登場した魔族のベルゼブブが好きですね。

魔族の国の農相で、仕事に真面目で庶民的で子供好きで面倒見が良い性格なのですが、最初悪役っぽく登場したこともあってギャップが良かったです。

9.賢者の孫

前世の記憶を持ったまま賢者マーリンに拾われた主人公シンが、人里離れた地で一般常識を知らずに育ったことで、いつの間にか規格外の魔法使いになっていた。

一歩間違えれば国を滅ぼしかねない力を持ったシンが、一般常識を学ぶために王都のアールスハイド魔法学院に入学して大活躍する物語になります。

この作品の特徴として、主人公シンは並ぶ者のいない絶対強者的に書かれています。普通ここまで主人公を強くしすぎた作品って最初は爽快でも後が続かないイメージがあるのですが、本作の場合はそんなことがありません。

何故なのでしょうか?

恐らくですが、本作では主人公の能力の高さをある意味欠点であるかのように扱っているからなのではないかと思っています。

シンが新しい魔法や道具を作ろうとしたら、周りの人は「またやらかすんじゃないのか」と不安に思い、怒る人もいます。

明らかに誉め言葉なのに、シンのようだと言われて心外だという反応をするキャラクターもいます。

まあこれは冗談っぽいギャグなのですが、 こういう描き方がされているからこそ長く続いている今でも面白いと思える作品になっているのではないでしょうか?

ちなみに、シンの育ての親である賢者マーリンと導師メリダを主人公としたスピンオフ作品もあります。

若きマーリンが徐々に今のマーリンになっていくのはとても面白いですよ。

10.村人ですが何か?

村人に転生したけど、一度だけ人生をやり直せるスキルで村人でありながら効率良く人生をやり直し、最強の力を手にした主人公が大活躍する物語ですね。

圧倒的に強い主人公リュートですが、あくまでも効率良く自分を鍛えただけで特別な能力があるわけではないというのが他とは違う所。

努力系チート主人公という感じでしょうか?

あくまでも努力で強くなったリュートが、本来なら圧倒的に格上であって然るべき相手を歯牙にもかけずに無双していく様が痛快な作品です。

しかし、Amazoneの評価がやたらと低いですが、これは何ででしょう?

確かに、ありふれた部分のある作品だとは思うのですが、ここのレビューに書かれている内容であれば他の高評価の作品にも大なり小なり当てはまるような気がしていますし、みんな一つの低い評価に惑わされて書いているんじゃないかと思ってしまいます。

面白いと思うかどうかとAmazoneの評価は無関係なので、興味を持った人は惑わされずにまずは自分で読んでみましょう! 

総括

いかがでしたでしょうか?

お気に入りの作品は見つかりましたでしょうか?

異世界転生ものの小説はすごい勢いで広がってきていて、この記事で紹介した作品も全てコミカライズ等のメディア展開されているものになります。

一部アニメ化が決まっている作品もありますね。

興味がある人はそちらの方にも手を出してみてはいかがでしょうか?

原作小説とコミカライズ版の単行本の発売日を合わせるような展開をしている作品も多く、ひとたび好きになればどっぷりその作品に浸れるようになること受け合いです!