あるいは 迷った 困った

漫画、ラノベ、映画、アニメ、囲碁など、好きなものを紹介する雑記ブログです。

漫画

『昭和オトメ御伽話(5)』痛くて甘い御伽話の最終巻の感想(ネタバレ注意)

// 大人っぽくなった常世が表紙の『昭和オトメ御伽話』の最終巻ですが、痛い時間がかなりのスピードで経過していきます。 1巻で要約された「これは俺と彼女が死ぬまでの痛くて甘い御伽話」という捉えようによってはバッドエンドを彷彿とさせるようなフレーズ…

『焼きたて!!ジャパン~超現実~(1)』懐かしいノリが健在のスピンオフの感想(ネタバレ注意)

// 『焼きたて!!ジャパン~超現実~』が書店に並んでいるのを見かけた時、一瞬かつて週刊少年サンデーで連載されていた『焼きたて!!ジャパン』が表紙を変えて再版されているのかと思いましたが、どうやらLINE漫画上で連載されている完全なスピンオフ作品のよ…

『幽遊白書(9)』短めだけど濃密な名作の感想(ネタバレ注意)

// 憂鬱そうな仙水忍の表情が印象的な『幽遊白書』の文庫版9巻目。戸愚呂弟と並んで『幽遊白書』のラスボス二大巨頭って感じですが、どちらもどこか哀し気だったり儚げだったりする部分があるのに共通点がありますよね。 これは他の著作も含めて冨樫義博先生…

一番の支え!魅力的な母親キャラが登場する漫画・ラノベ・アニメ作品10選

フィクション作品において、殊更2次元作品においては母親という属性のキャラクターがメインで活躍することはほとんどありません。何でなんだろうと考えてみれば、やっぱりフィクション作品で描かれるのは未来に向けての話であって、そこに親子関係が描かれ…

二次元キャラと自分の年齢を比較してみて感慨深くなる話

// アニメ、漫画、ライトノベルに登場するいわゆる二次元のキャラクターの中には現実にはあり得ないような能力や個性を持っていたりと、多かれ少なかれ浮世離れしたところがあります。 しかし、そんな彼らにも当然年齢は存在します。(不詳の場合もあります…

『ガンバ!Fly high(11)』逆転に次ぐ逆転劇が熱いアジア大会(ネタバレ含む感想)

// アジア大会編の序盤において日本はパッとしない成績で沈んだ空気が漂っていましたが、決勝では今までのただ完璧なだけの体操とは違う嵯峨の熱の入った演技、そして簑山の怪我によって藤巻駿がレギュラー化したことをキッカケに日本チームの一体感が高まる…

『いじめるヤバイ奴(7)』最早いじめハーレム漫画ですね(ネタバレ含む感想)

// 『いじめるヤバイ奴』の生徒会編にはこの7巻で決着が付きますが、その影響で矢場高校は姉妹校である場井高校に吸収合併されることになります。 そして、本物の一流校である場井高校には新たないじめエピソードが待っています。 そして、これまでも加藤、…

『幽遊白書(8)』短めだけど濃密な名作の感想(ネタバレ注意)

// 暗黒武術会編もいよいよクライマックス。浦飯幽助と戸愚呂弟の最終決戦を残すのみとなりました。最後らしく今までにない長い長い戦闘シーンになりますが、もちろんただ戦っているだけではなく一波乱も二波乱も起きるので飽きることはありません。 そして…

『ヒカルの碁』の名場面、名台詞から囲碁を学ぼう!(その5)

『ヒカルの碁』に登場するキャラクターは週刊少年ジャンプの連載作品にしては尖った部分のないいわゆる普通の人という印象が強いです。だからといって没個性なわけではなく、誰も彼も魅力的なキャラクターばかりで、だからこそ共感しやすいところも多いので…

『服を着るならこんなふうにfor ladies』男だけどレディース版を読んでみた感想(ネタバレ注意)

// 『服を着るならこんなふうに』とは、ファッションをテーマにした珍しい漫画作品です。主人公の妹でファッションに詳しい大学生の佐藤環が、ファッションに苦手意識のある20代会社員の主人公の佐藤祐介に、ファッションについて教えたことで徐々にその奥深…

『幽遊白書(7)』短めだけど濃密な名作の感想(ネタバレ注意)

// 『幽遊白書』の暗黒武術会編も佳境に差し掛かってまいりましたね。 浦飯Tは幻海の活躍で決勝進出を決めましたし、7巻の序盤にも幻海と戸愚呂弟の因縁の対決が描かれていて、幻海の活躍が著しいです。 戸愚呂弟との戦いには前哨戦という感じも含まれてい…

『ガンバ!Fly high(11)』今までのライバルがチームメイトになる熱い展開(ネタバレ含む感想)

// 『ガンバ!Fly high』の文庫版。一冊の中で藤巻駿以外の平成学園の男子体操部員の活躍が一切描かれていないというのは初めてかもしれませんね。 それもそのはず。前巻まででアジア大会の出場を賭けた選考会をお互い敵同士で戦っていたわけで、そこを勝ち上…

『幽遊白書(6)』短めだけど濃密な名作の感想(ネタバレ注意)

// 『幽遊白書』の文庫版は表紙が格好良いですよね。背景以外はカラーですらないのに、敵も味方も一言映える絵って感じがします。 6巻目の表紙は戸愚呂弟でとても格好良いですが、しかし戸愚呂Tとの戦闘はまだ先です。(笑) ついに明らかになる覆面選手の…

『冠さんの時計工房(2)』時計の世界が楽しい漫画の感想(ネタバレ注意)

// 好きなものを仕事にすることに否定的な意見が何故か多いことに対して一定の納得感はありますが、『冠さんの時計工房』を読んでいると全くそんなことはないのだという気持ちになってしまいます。 好きなことだからこそ仕事にはしたくない。 そんな気持ちも…

『幽遊白書(5)』短めだけど濃密な名作の感想(ネタバレ注意)

// いよいよ暗黒武術会が開幕した『幽遊白書』の5巻目となります。 こういったバトル漫画におけるトーナメントのエピソードでは、最初は順当にお祭り騒ぎの雰囲気で始まったところから徐々に不穏な事件に繋がっていくような流れが多い気がしますが、暗黒武術…

『子供はわかってあげない』ゆるゆる日常系ミステリーの感想(ネタバレ注意)

// 『子供はわかってあげない』はもう5年以上前の漫画ですが、最近読んだ同作者の『水は海に向かって流れる』があまりにも刺さったので、同作者の過去作品も読んでみたいと思い読んでみたわけです。 『水は海に向かって流れる』は、漫画作品にしてはそれほど…

『幽遊白書(4)』短めだけど濃密な名作の感想(ネタバレ注意)

// 『幽遊白書』といえばまず最初に何が思い浮かびますか? 異能バトルものには珍しい剃りの入った主人公でしょうか? それともレイガンという必殺技でしょうか? 蔵馬や飛影という魅力的な妖怪キャラクターでしょうか? ・・とまあ、人それぞれで思い浮かぶ…

『水は海に向かって流れる(1)』まるでドラマのような漫画の感想(ネタバレ注意)

// 書店で平積みされているのを見かけ、タイトルからも表紙からも、そして裏表紙に書かれたあらすじからも、どんな漫画なのかが想像できない。しかし、何故か惹かれるものがあって読んでみたのは『水は海に向かって流れる』という漫画です。 『水は海に向か…

『半妖の夜叉姫』犬夜叉のその後がアニメ化するらしい!

animatetimes.com // 2020年の秋に『半妖の夜叉姫』というアニメ作品が放送されるというニュースを目にした時、僕はこのように思いました。 何だか『犬夜叉』を彷彿とさせるタイトルだなぁ・・と。 というか、彷彿とさせるも何もまさしく『犬夜叉』の続編の…

『ヒカルの碁』の名場面、名台詞から囲碁を学ぼう!(その4)

『ヒカルの碁』は週刊少年ジャンプで連載されていた人気少年漫画です。なので一見地味な囲碁の対局シーンにおいても格好良い演出がされていますが、個人的には塔矢親子と藤原佐為(sai)との対局の演出がとても素晴らしいと感じます。 また、これらの対局に…

『ガンバ!Fly high(10)』まさか東がこんなことになるなんて・・(ネタバレ含む感想)

// 8巻で情熱が開花し、9巻で感動的な完成を見せた藤巻駿の新技・トカチェフ前宙。 そして、この10巻で描かれるアジア大会の選考会でついにお目見えとなります。 体操の演技って見ていて真似できないと思えるもので凄いとは思うのですけど、素人目にはいつも…

『幽遊白書(3)』短めだけど濃密な名作の感想(ネタバレ注意)

// 3巻目には乱童編のクライマックスと四聖獣編が丸ごと収録されています。 そう考えると相当に濃密な感じがしますよね? 乱童編にしても、四聖獣編にしても、『幽遊白書』という作品においては節目となる重要なエピソードでそれぞれに思い出深さを感じる人…

『ヒカルの碁』の名場面、名台詞から囲碁を学ぼう!(その3)

前回紹介したダメヅマリに関するセリフは、囲碁という競技をかなり深くまで知らないと理解が難しいものだったと思います。 何が起きたのか。ミスした側にとってはどれだけ大きなミスで、筒井さんにとってはどれだけ大きなチャンスだったのか。 それを説明し…

『幽遊白書(2)』短めだけど濃密な名作の感想(ネタバレ注意)

// 2巻目にして浦飯幽助もついに復活しましたね。 テレビアニメ版だと死んでいた期間がわりと短めなので、漫画版だと少々長く感じるものですが、復活前と後で作品の方向性が随分と違っているので、テレビアニメ版では復活後の方向性で一本筋を通そうとした…

『八雲さんは餌づけがしたい。(9)』29歳になった未亡人が体重を気にし始める漫画の感想(ネタバレ注意)

// 『八雲さんは餌づけがしたい。』の9巻目ですね。 漫画のキャラクターが年を取ることって割と大きなイベントだって気もしますが、9巻目にして八雲さんがサラッと1歳年を取りました。 29歳になったということで気付きましたが、30代になってから結婚を意識…

『桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?(8)』全くエロくない下ネタが独特すぎる漫画の感想(ネタバレ注意)

// 明里先生が桐谷さんの雑食の新たな犠牲者(?)になる『桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?』ですが、相変わらず意外な食材が数多く登場します。 見た目はそこそこでも味が想像できなかったり、見た目からしてTHE雑食という感じだったり、そのバリエーシ…

『ヒカルの碁』の名場面、名台詞から囲碁を学ぼう!(その2)

『ヒカルの碁』に限らず、特定の競技を題材にした作品の中にはその競技を知っている人だからこそ本当の意味が理解できるような場面やセリフも少なくありません。 もちろん、多くの場合その作品を楽しむ上でそれらが分かっていることは必須条件ではありません…

『幽遊白書(1)』短めだけど濃密な名作の感想(ネタバレ注意)

// それでは、唐突ですが『幽遊白書』の全巻レビューシリーズを開始します! この作品は、最初から最後までの統一感という意味では正直なところ最悪に近い作品となり、それが忌憚のない意見というものです。ごった煮感があるというか、その場のノリで物語が…

『犯人たちの事件簿(8)』グランドフィナらない漫画の感想(ネタバレ注意)

// 『犯人たちの事件簿』の8巻目は、CASEシリーズの4事件が一気に取り上げられています。 個人的にはこの辺の事件が原典を読み返した回数も最も多いところで、読んでいて懐かしい気分にかなり浸れました。 そういえば原典の方でも金田一の絵柄は徐々にポッ…

『ヒカルの碁』の名場面、名台詞から囲碁を学ぼう!(その1)

『ヒカルの碁』という囲碁を題材とした作品の中でも屈指の名作が世に出てから囲碁を覚えた人で、『ヒカルの碁』という作品に一切触れてこなかった人は少ないのではないかと思います。 そして、囲碁を覚えていく中で作中の印象的なシーンが、ただただ印象的な…